ウイメンズプログラムディレクター岡橋優子先生インタビュー
岡橋優子
アメリカスポーツ医学会認定EP-C、健康運動指導士
早稲田大学非常勤講師
日本コアコンディショニング協会スーパーバイザー
有)アスカ 代表取締役
骨盤底トレーナーとして、エンコンパスの魅力はどこにあると考えますか?
一般的に「骨盤底を鍛える」というと①骨盤底筋のみを自分の意思で動かす②膣に器具を挿入したり、骨盤底筋に刺激を入れたりする(治療)③内腿やお尻、腹筋などまわりの筋肉とともに骨盤底筋も鍛える、という3種類があります。自分でできる運動として①は医学的評価も高いのですが、動きが単調すぎて続けられないのが欠点。③は外側にある筋肉(アウターマッスル)に力を入れすぎて、インナーユニットの1つである骨盤底にアプローチする感覚を掴むのが難しい。でもエンコンパスを使うと、どんな姿勢からでもアウターマッスルに余分な力を入れず、骨盤底を意識しながらトレーニングできるのが魅力です。
産後リカバリー、尿もれ対策などにおけるスペシャルな効果とは?
出産後、骨盤底筋のゆるみによって、ナプキンから漏れる経血の量が増えたり、ちょっとしたくしゃみや運動で尿もれしたりという状況に悩む人も多いでしょう。そんな女性特有の悩みを改善しながらボディメイクできるのがエンコンパスです。女性の生涯にわたるQOL(Quality of Life=生活の質)の向上に貢献します。
従来の骨盤底エクササイズとエンコンパスの違いとは?
エンコンパスは座った姿勢から横向き、仰向き、うつ伏せ、四つ這い、膝立ち、そして頭を下にした足上げ状態まで、あらゆる姿勢で鍛えたい筋肉をトレーニングできるマシンです。そのため従来の骨盤底筋エクササイズでお腹ばかりに力が入っていた人でも、余分な腹圧をかけない状態で、骨盤底筋や腹筋をトレーニングできるようになる…これが一番の違いです。
実際にどんな効果が得られるのですか?
エンコンパスでは骨盤底筋を含めたインナーユニット(体幹)をしっかり使わないと、腕や脚をうまく動かせません。そのためエンコンパスでスムーズに動けるようになると、例えばキッチンで腰に負担をかけながらお皿を洗っていたような人でも、無駄のない姿勢で楽に家事をできるようになります。外側の大きな筋肉に余計な力をかけないので、四肢を動かしても疲れないようになるんです。
プログラムディレクターとしてどのようなプログラムを開発していきたいですか?
ただ痩せたいとか、お腹を凹ませたいとかではなく、「自分がなりたい身体」の価値を、エンコンパスで変えてもらえたいですね。腕や脚の可動域が広がり、ムダ、ムリ、痛みのないカラダ。人生後半戦もずっと綺麗だったねと言われるようなプログラムを開発したいです。